まず「単価が適正か」を確かめる
節約の工夫に入る前に押さえておきたいのは、料金が地域相場より高い場合は、使い方の工夫より単価の見直しのほうが効果が大きいことが多いという点です。プロパンガスは自由料金で、会社や契約によって単価の差が大きいため、高い単価のまま使用量だけ削っても根本的な解決にはなりにくいからです。だからまず、手元の検針票で単価が適正かを確認するのが先になります。判断に迷うときは料金チェッカーで地域相場と照合できます。
(A)使用量を減らす工夫
家庭でのガス使用の大半は給湯が占めます。そのため、お湯の使い方を見直すと使用量に表れやすくなります。たとえばシャワーを出している時間を短くする、お湯の設定温度を下げる、追い焚きの回数を減らす、家族がまとめて入浴して湯を冷ましにくくする、食器洗いでお湯を出しっぱなしにしない、といった工夫です。調理では、鍋底からはみ出さない火力に調整するだけでも無駄を抑えられます。
冬は給湯にかかる負荷が増え、使用量そのものが大きくなる季節です。同じ工夫でも寒い時期ほど影響が出やすいので、見直しは冬の前後に意識しておくとよいでしょう。なお、削れる量は住まいや人数、もともとの使い方によって幅があり、具体的に何円下がるかを一律に示すことはできません。
(B)単価そのものを見直す
2つを組み合わせて考える
使い方の工夫(A)はすぐ始められて確実に積み上がりますが、単価が相場より高いままだと根本的な解決にはなりません。逆に単価が相場並みであれば、削りどころは使い方の工夫が中心になります。だからこそ、まず単価が適正かを確認し、高ければ(B)を、適正なら(A)を、というように自分の状況に合わせて順番を決めるのが現実的です。
